心の災害支援

昨年の7月の九州北部豪雨により被災した朝倉市杷木星丸の松末小学校は、被災する以前から2018年3月末での統合による閉校が決まっていました。このことから、被災当初は土砂の撤去も行われず、土砂に埋もれたままの状態で閉校を迎えようとしていましたが、最後の卒業式を思い出の詰まった校舎で開けるように公益社団法人朝倉青年会議所が中心となって、復旧作業を行いました。

宗像JCでは宗像・福津地域の小学校にご協力いただき、3月末での廃校が決まっている朝倉市立松末小学校へ「被災地のことを忘れず、復興を願う心を届ける」千羽鶴を贈ることを企画しました。折り鶴の作成にご協力いただきました宗像・福津地域の児童、関係者の皆様、ありがとうございました。また、この模様は2月7日付の読売新聞、西日本新聞の朝刊で取り上げていただきました。

3月1日(木)に宗像青年会議所事務局で宗像・福津地域の小学生が作成した折り鶴を繋いで千羽鶴にする作業を行いました。宗像・福津地域の小学生に昨年の豪雨災害で甚大な被害を受けた松末小学校の生徒に対して想いを込めて作成した折り鶴を宗像青年会議所のメンバーが防災への意識と災害を風化させずに支援していく想いを込めて繋げました。約1万羽の折り鶴が集まり大変な作業でしたが、多くの方々にご協力をいただいていることを実感することができました。

3月15日(木)に朝倉市の松末小学校を訪問し、宗像・福津市内の小学生が作成した折り鶴を宗像JCメンバーが繋げて千羽鶴にしたものを寄贈しました。宗像・福津市内の小学校から集まった折り鶴は1万羽を超え、松末小学校の児童はじめ関係者の皆様に鶴に込めた想いを届けることができたと思います。翌日に卒業式を控え、大変お忙しいなか、時間をつくっていただいた塚本校長をはじめ松末小学校の皆様ありがとうございました。また、朝倉JC三浦委員長には事前の調整から当日の対応までご協力していただきましたことに感謝申し上げます。