「3月公開型例会」自主防災に生かす避難所運営ワークショップ~地域防災力パワーアップ~
公益社団法人宗像青年会議所の「3月公開型例会」自主防災に生かす避難所運営ワークショップ~地域防災力パワーアップ~を、3月7日に開催いたしました。当日の事業では講師として、福岡県支部事務局長 黒田清利氏をはじめとする日本防災士会の皆さまにお越しいただき、市民の方々をお招きして、当会議所メンバーと共にHUGプログラムを行いました。
※HUGとは、H(hinanzyo避難所)、U(unei運営)、G(gameゲーム)の頭文字を取ったもので、英語で「抱きしめる」という意味です。避難者を優しく受け入れる避難所のイメージと重ね合わせて名付けられたそうです。
テーブルには、宗像市や福津市の各地域の拡大地図を広げ、参加者は4~5名ごとの班に分かれます。実際に地震や津波などの災害が起きた際、次から次へと課題が押し寄せる避難所での活動を疑似体験します。
このゲームは、災害発生時に要援護者への配慮をしながら、生活空間の確保・プライバシーの確保・対応本部の設置・物資の分配・炊き出し場所の設置・仮設トイレの設置・視察・メディア取材といった出来事に対して、思いのまま意見を出し合ったり、話し合ったりしながら避難所運営を学ぶことが出来ます。
開催中は、参加者全員がリーダーシップを発揮した活発な意見が飛び交う白熱した時間になり、この経験は、いざという時に必ず役に立つものだと感じていただけました。また、東日本大震災より2年を迎える今月、今一度災害に対して考えるきっかけとなったと思います。
公益社団法人宗像青年会議所では、今後も防災・防犯に関する事業を行ってまいりますので、皆さまのご参加をお待ちいたしておりますこの度は、ご参加いただきました市民の皆さま、そして日本防災士会福岡県支部の皆さま、誠にありがとうございました。
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