公益社団法人宗像青年会議所

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理事長紹介

2018年度スローガン

2018年度スローガン

はじめに

 戦後の復興間もない1949年、『新日本の再建は我々青年の仕事である』 との想いのもと、責任感と情熱を持った青年有志たちにより日本の青年会議所運動は始まりました。それから15年が経った1964年、当時の教育現場の荒廃を憂いた出光佐三氏のお声掛けにより、高い志を持った宗像の若者たちが集いこの地に青年会議所運動の灯がともりました。「我々は将来の宗像の礎になろう」と立ち上がられた先輩方の想いは54年経った現在にも確実に引き継がれ、我々は青年会議所運動を展開しています。  私が青年会議所活動に取り組むための指針にしている、仲間から言われた言葉があります。
 「とにかく行動すること。一人が行動し続ければ、そこにはいつの間にか仲間がいて、みんなでやっていけば問題を解決することができる。まずは目の前にあることに対して、自分ができることをやっていこう。」
 私はこの言葉を胸に、自分にできることを全力で取り組み、多くの仲間に助けられながら青年会議所活動を行ってきました。それにより、今では大きな夢を掲げこの宗像地域のために行動を起こしたいと思うようになりました。明るい豊かな社会の創造も同じであると私は考えます。まずは目の前にある地域の課題や問題を見出し、志を立て実直に進み続ける、そして、地域全体を巻き込み問題を解決していく、それこそが青年会議所運動であると私は思います。我々は、泥臭くてもいいからひたむきに、できることに全力で取り組み、1mmでもいいからこの地域を動かしていくんだという志を持って、宗像地域の発展のために邁進してまいります。

世界に誇れるまち

 我々の住み暮らすこの宗像地域は、天照大神の三柱の御子神を祭る宗像大社、神功皇后を主祭神として祭る宮地嶽神社、弘法大師が中国より帰朝され日本で最初に創建されたと伝えられている鎮国寺など、世界に誇れる歴史・伝統を有しています。そして、そのような環境から育まれる信仰心や精神性、文化が創り上げた「顕著な普遍的価値」が評価され、2017年7月9日、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界文化遺産登録という形で世界に認められました。我々は先人が守り通してきたこの遺産に感謝し、誇りを持ち、後世に向けてその意義をしっかり伝えていかなければならないと考えます。
 我々は、その歴史や文化の神髄を学び、この地の魅力をしっかりと伝え、世界に誇れる宗像地域を発信してまいります。

繋がりのある組織運営と戦略的な情報発信

 我々には先輩方がこれまで築き上げてこられた「信頼」と、公益社団法人という「土壌」、この二つの財産があります。この財産を守っていくために、法令遵守を徹底してまいります。さらに、会員間の情報共有を緊密にすることで組織連携強化を図り、繋がりのある組織運営をめざします。
 また、近年はパソコン・スマートフォンなどの普及に伴うメディアの発達により興味のある情報をすぐに受発信できる便利な時代になっています。そのような時代だからこそ、我々が今まで行ってきた広報ツールを受け継ぎながら、より伝わる広報を模索し、我々の運動や活動がより多くの市民の皆様に認知され、共感していただけるような、戦略的な情報発信を行ってまいります。

「織りなす組織」の創造

 人が一人でできることには限界があり、何か大きなことを成し遂げようとするには、必ず同じ志を持った仲間が必要です。我々が地域を動かす強い組織として存在していくためには、人と人との繋がりを大切にする組織であり続けなければならないと考えます。  我々の組織には例会という月に一度集うことのできる約束の場があります。この例会において、規律を重んじた運営を行い先輩諸氏から脈々と受け継がれてきた伝統と誇りを継承していくことのできる精神性(タテの繋がり)、全会員で集い、共に学び、互いを高め合い、辛いことも楽しいことも分かち合い、何事も一丸となって推進していくことのできる組織(ヨコの繋がり)、この二つの「繋がり」を重要視しし、二つの繋がりが織りなす組織の創造をめざします。

宗像地域の偉人に学ぶ

 具体的に地域を動かすのは明確な数値に基づいた政策です。しかし、本当に地域を動かすものは郷土をより良いものにしたいという想いではないでしょうか。そして、その根源となるものは、その地に住む人々が郷土に誇りを持つことであると考えます。
 この宗像地域にも出光佐三氏をはじめ、信念を持って多くの困難に立ち向かい、自分の目標に向かいひたむきに進み続け、地域の発展のために偉業を成し遂げた方がいます。こういった先人の生き方を知ることこそ、郷土に誇りを持つ最善の方法でないかと考えます。そのためにも、宗像地域の偉人に学ぶ事業を開催し、愛郷心を醸成します。

世界的な視野を持つ人材の育成

 青年会議所は国際団体であり、世界121か国で恒久的な世界平和の実現をめざし運動を展開しています。我々はその団体に所属する一組織として、国内だけを見ていくのではなく、世界的な視野を養っていかなければならないと考えます。
 我々はこれまで姉妹締結している韓国昌原青年会議所と33年に渡り国を超えて相互の理解と友情を深め、地域社会の発展を念願し交流を行ってきました。恒久的な世界平和を実現していくためにも、この交流を意義深いものとして続けてまいります。
 さらに、多くの国の方との交流を積極的に行い、他国の文化に触れることで改めて自国の文化の素晴らしさに気づくと共に、それぞれの文化を複合的に受け止め、広い視野を持つ人材を育成し、世界へ宗像地域の魅力を発信します。

地域力の高い宗像地域の創造

 我々はこれまで地域に根差した様々な活動を行い、より良い宗像地域を創るために地域を巻き込みながら運動を展開してきました。今、この時代に青年会議所運動を展開する我々も、この市民意識変革の灯をしっかりと引き継ぎ、宗像地域をより良くするために運動を展開していかなければなりません。

1.地域の未来を自ら描く

 我々は2005年より、市政への関心を高め、政治がより市民主体のものとなることをめざしてマニフェストサイクルの確立に向けた運動を展開してきました。2018年は任期満了に伴う宗像市長選挙が行われます。前回2014年に開催された宗像市長選挙での投票率は38.42%と低い数値であり、とても市民主体の政治であるとは言い難い状況なのではないでしょうか。本年も市長選に伴う公開討論会を開催し、より多くの市民の皆様に市政に関心を持ってもらうと共に、自分たちの住み暮らすまちの未来は、自分たちで選んでいくという、主権者意識の向上をめざします。また、青年会議所は自ら社会の課題を抽出すると共に、解決に向けた政策を立案し、自ら実行していく、独立自尊、唯一無二の政策立案実行団体であると言われています。この事業を絶好の機会と捉え、この宗像地域の現状を把握し、そこで得たデータを参考にしながら未来へ向けて何が必要か正しく判断し、より良い宗像地域を描く事業を開催し、地域リテラシーを備えた人材を育成します。

2.地域のために自らを守る

 この宗像地域は、災害について比較的安全な地域であると言われています。しかし、平成28年に発災した熊本地震や平成24年、平成29年に発災した九州北部豪雨という大きな災害が身近な地域である九州内で起こっており、災害はもはや我々の住むまちでも起こるものであるという危機感を持たなければなりません。その時に、まずは自分の身を守らなければ、当然他人を助けることもできません。防災意識の喚起はもちろんのこと、防災行動を促すと共に、災害時対応を周知し、有事の際の被害を最小限に抑え、即座に対応できる組織を築いてまいります。

3.地域の魅力を発信する

 宗像地域の発展のためにこの地の持つ魅力を発信することは、行政をはじめ各種団体がそれぞれのフィールドで様々な活動を行っています。我々は青年会議所として、他団体ができない方法でこの地の魅力を発信していかなければなりません。
 2009年に創立35周年記念事業として、市民の郷土愛を醸成することを目的に開催した市民参加型ミュージカル「むなかた三女神記」は、2010年より世界遺産登録推進運動の一環として開催され、2017年、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界文化遺産登録に伴い、いったんのピリオドを打つこととなりました。このミュージカルは計9回の公演を通して多くの市民の皆様に宗像地域の文化や歴史の素晴らしさを伝え、世界文化遺産登録の一助になったものであると確信しています。
 今後も誇りある宗像地域の文化や歴史の素晴らしさを伝え、さらにそれらを守り、後世へと伝えていく意識を持つ市民を増やしていくためにも、この市民参加型ミュージカルを継続して運営していくと共に、「世界遺産があるまち」でなく、「世界遺産もあるまち」となるべく、宗像地域の魅力を発信してまいります。

「愛郷心」を養う青少年の育成

 地方創生において、近年、東京一極集中、地方の人口減少が問題となっています。これにはもちろん、複合的な要因があり一概に言うことはできませんが、各々の故郷の魅力をそこに住み暮らす大人が伝えきれていないために起こっているのではないかと感じます。我々の住み暮らす宗像地域には世界遺産を代表とした悠久の歴史、文化など、都会にはない魅力が数多くあります。若い世代へその魅力をしっかりと伝えていくと共に、魅力をまた次の世代へ繋いでいくのは自分たちなのだという誇りを醸成していくことで、都会への若者の流出を減らし、地方創生を加速させることができるのではないかと考えます。
 我々はこれまで14年に渡って青少年の健全な育成、未来の地域を牽引するリーダーを育成することを目的に「宗像少年会議所」を運営してきました。本年は「愛郷心」をテーマに運営を行い、地域を愛する気持ちを養い、未来の宗像地域を創造するのは自分たちなのだという誇りを醸成します。

ピンチをチャンスに変える会員の拡大

 近年、青年会議所において会員の減少は全国的に深刻な問題となっています。我々も何もしなければ、これから3年間で約30名のメンバーが卒業し、現在の半分のメンバーで活動しなければいけない状況に陥ります。単純に考えると、我々の運動を発信する力が今の半分になってしまうということです。明るい豊かな社会の実現へ歩みを止めることなく運動を発信するためには志を同じうする仲間を増やし、市民意識変革の灯をしっかりと燃やし続けていかなければなりません。
 特に本年は12名の卒業生が控えており、向こう3年をみても勝負の年となっております。このピンチを会員の意識を変えることにより拡大のチャンスとし、会員一人ひとりが青年会議所の意義をしっかりと認識し、その魅力を伝播するために率先して行動する、宗像青年会議所の誇りを持った会員拡大を行っていくことで、「会員拡大必達20名」を成し遂げます。

結びに

 地域を変えるために必要なものは、「情熱」であり、そして、その情熱は、各々が持つ「誇り」から生まれてくるものであると私は思います。我々はこの宗像地域の発展のために、メンバー全員が何事にも情熱をもって全力で取り組むことが大切です。もちろん、それぞれが置かれている環境の違いによって、活動に費やせる力は変わってくるものだと思います。しかし、その環境の中でも各々の限界に挑戦し、汗をかき、精一杯取り組むその姿こそが、人々の心を動かし、地域を変えていくのです。
 我々も、誇りから生まれる情熱をもってひたむきに前に進み続け、未来の郷土をより良いものにするべく、邁進していきましょう。誇りある宗像地域を創造するために。 この地域を誇りに思う“BE PROUD”

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